レ・プルミエ・パ通信

今年就職が内定した(おめでとうございます!)C.H(院2) さんからの寄稿を紹介させていただきます。

 

就職活動を終えて

C.H(院2)

私は望月先生のもとで6歳からお世話になっており、今年で18年目となりました。ここまで長い間ピアノを続けてこられたのは、望月先生の熱心なご指導はもちろん、無理なくピアノと学業を両立できるようなレッスンや、ピアノから得られるさまざまな経験、夢中になれる時間をたくさん与えてくださっているからです。私は先生のもとでこれまでピアノと向き合えたことを大変嬉しく思っています。

 

 さて、私が今回このような形でピアノに対して書かせていただくきっかけとなったのは就職活動です。私は決して音楽の道に進むことは考えず、化粧品業界で働きたいという思いをずっと持っていました。まさかピアノと就職活動が関係するとは全く予想していなかったのですが、偶然第一志望としていた化粧品会社と、大学時代に何気なく受けた「ピティナピアノコンペディション」に深いつながりがあったのです。このピティナの経験が社長からの好評価につながったのか、最終面接ではほとんどピアノのことばかり聞かれました(笑)しかし第一志望の会社の最終面接で、自分の今までずっと続けてきた大好きなピアノを1番に評価していただけたことがとても嬉しくて、その時に本当に今までピアノを続けてきてよかったと心から思いました。そして無事内定をいただけたのです。

 

 これまでを思い返すと、やはり中学、高校の頃は部活や学業が忙しく、なかなかピアノに向かう時間が取れませんでした。新しい曲を仕上げるのも大変で、あの頃の発表会前はいつも先生に厳しく指導されていた記憶があります(笑)それでも忙しい合間に自分の大好きな曲をサラッと弾くととてもいい気分転換になったりして、どんなに忙しくても辞めたいと思ったことは一度もありませんでした。

 

 そんな風にマイペースにこれまでピアノと向き合ってきましたが、今思うことはやはり「継続は力なり」だということです。私はピアノが好きという気持ちだけでここまで続けてきました。でもこの好きという気持ちに望月先生は全力で答えてくれました。今思えば自分がコンペに出場するなんて夢にも思わなかったのですが、出場してよかったと心から思いますし、常にチャレンジする場を与えてくれる望月先生には本当に感謝しています。

 

 ピアノは社会人になってももちろん続けていきたいです。そしてこの望月門下の生徒さんたちと、どんな形であれピアノを続けていてよかったと思える瞬間を共有できたら嬉しいです。私は今回このような場で皆さんにお伝えできることをとても幸せに思っております。これからも自分のペースでピアノと向き合っていきたいと思っていますので、よろしくお願いします♡

2012,Summer

 

 

 

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